WEB版Midjourneyに無料Fast Hour(高速で生成出来る時間)を増やすことができるPersonalize(パーソナライズ)の項目が追加されています。
以前から機能は備わっていましたが今回項目として表示されるようになったことで、段階別の評価回数で無料Fast Hourが複数回獲得できるようになっています。
本記事ではPersonalizeの使用方法、評価で無料Fast Hourを入手する方法や、その他のタスク(Tasks)項目での無料Fast Hourの入手方法を説明していきます。
WEB版Midjourneyは進化が早いのでいつ変更があるかわかりませんので、興味がある方は早めにチェックしてみて下さい。
Personalizeについて
Personalize機能は自分の好みをミッドジャーニーに覚えてもらい、生成する際に構図や画風など、好みに合った画像に近づけてくれる機能です。
Personalizeのアンロック&無料Fast Hour獲得
ブラウザで翻訳しています
画面左側のタブにあるPersonalizeを選択してみましょう。
使用方法は、左の[教え始める]をクリック、次々と表示されていく200枚の画像を2択でどちらが好みか評価していきます。
また、CtrlかCmdキーを押しながらクリックすることで別タブで画像とプロンプトをじっくりと確認することが出来ます。
評価が終わるとPersonalizeのOnOffを選択できるようになります。また、最初は200枚で1時間の無料Fast Hourを獲得し次は500枚で再び1時間、次は1000で~と続いていきます。
追加された分のFast Hourは左側タブのMyAccount→Manage Subscriptionから↓の画像のように通常のFast Hourとは別に確認できます(これはブラウザで翻訳しています)
ちなみにボーナスで追加された無料Fast Hourは30日の期限付きなので、使えるうちにどんどん利用しましょう。
詳しくはこちらの公式ヘルプでチェックしてみて下さい。
Personalize使用方法
評価が終わると、Personalizeの機能が開放されます。
左タブPersonalizeの項目でも設定できますが、↓の画像のように生成する際にプロンプト入力の右側の設定から、下段にあるPersonalizeをOnにすることで、好みに合わせた画像を生成してくれます。
いつでもOnOffは自由に変更することが出来ます。
早速Personalize機能を試してみましょう。京都美人を生成してみます。
Personalize [Off]
Personalize[On ]
Personalizeを[On ]にするとにすると、独特の美意識を持った画像が生成されることがわかります。
その人次第で画風は変わってきますので、私の場合は明るくカラフル、少し淡めの色調といった感じでしょうか。
女性の顔付きもパーソナライズによって変化しています。Offは昔ながらの正統派美人、Onは少し化粧が濃いめの現代的な美人に仕上がっています。
このようにPersonalizeを[On ]にすると自分が評価した画風に近づけて生成してくれます。機能を正しく使用したい方は1枚1枚真剣に評価していきましょう。
3匹の猫が遊んでいる画像で試してみました。
Personalize [Off]
Personalize[On ]
これを見ると猫の大きさや構図なども好みによって変化しているように見えますね。
最後にイケメンの画像でも確認してみます
Personalize [Off]
Personalize[On ]
かなり雰囲気が違う画像になりました。どちらも青空の街中にいるアニメ風イケメンをイメージしたプロンプトで生成しています。
使用したプロンプト タップで開きます
A 20s Japanese handsome man with short black hair and a refreshing smile, standing in the middle of a city with a clear blue sky in the background. Anime style, vibrant colors, with a friendly and cheerful atmosphere. Highly detailed and high resolution, capturing a lively and modern urban scene with sunlight casting a warm glow
翻訳:20代の日本人の爽やかな笑顔をした黒髪のイケメンが、澄み渡る青空の下で街中に立っている。アニメ風で、鮮やかな色合い、親しみやすく明るい雰囲気。細部まで描かれた高解像度の画像で、現代的で活気ある都市のシーンが日光に包まれている様子を捉えている
その時の好みや利用方法に合わせて使い分けると良さそうですね。
Tasksについて
midjourneyの左タブには無料Fast Hourを増やすことの出来るTasksの項目があります。
Surveys(調査)ではアンケートに答えることで無料Fast Hourが獲得できます。
Communityではmidjourneyを新しくするための新しいアイデアを提案できます。
Image Rankings(画像ランキング)
Image Rankings(画像ランキング)では数々の画像を評価して、最も多くの画像を評価したユーザーのランキング上位2000位に入ることで無料Fast Hourが割り当てられるようになっています。
- Curate Community Frontpage:コミュニティのフロントページを評価
- Rank Image Aesthetic:パーソナライズ機能のための評価ページ(前項での説明と同じものです)
- Rank Image Aesthetic-Niji:Nijiモデルの画像を評価
- Rank Prompt Accurary:プロンプトの精度を評価
Rank Image Aesthetic(前項で紹介)はパーソナライズ解放にも必須で無料Fast Hourを獲得できる回数が明確になっていますので、ご自身のキリが良いところまで挑戦することをオススメします。
その他の評価項目は、2000位に入るにはどの程度評価すればいいのか回数が明確ではありませんので、時間に余裕が無い方は触れないほうが無難な気がしています。
私は300ほど評価してみましたが特に何もありませんでした。数百程度の評価でランクインは難しそうですね。
評価するのに効果的な時間帯(ライバルの少ない)を狙うと良いという情報もありますが、海外がメインなので中々分かりづらいのが現実です。
しかし、評価をすることで色々な画像を見ることができてプロンプトも確認できます(CtrlかCmdキーを押しながらクリックで別タブに表示)これからの画像生成の参考にもなりますので時間に余裕がある方は試してみるのも良いですね。
Surveys(調査)
Surveys(調査)の項目では独自のアンケートを答えることでも同じように無料Fast Hourが獲得出来ます。
好みの絵の美学と性格思想や身体的特徴との関係性を調査するものです。
自分の内面などを掘り下げた個人的な情報を入力することになります。気にならない方はどんどん進めたほうがお得ですが、抵抗のある方はスルーで良いと思います。
Community(コミュニティ)
Community(コミュニティ)の項目では、Midjourneyに導入する新しいアイデアの提案や、どのアイデアが好みかポイントを割り振ることで、サービスの改善に協力することが出来ます。
無料Fast Hourが獲得出来ると明言されていませんが、時間に余裕のある方やMidjourneyの未来の道しるべになっていきたい方はどんどんアイデアを送りましょう。
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